ホイットマン(1819-1892)
『
草の葉
』を著し、民主主義の詩人と呼ばれた
アメリカロマン主義
を代表する文学者。南北戦争以前に民主党系新聞の主筆となりながら、新しく生まれる州を全て自由州とすることを提唱して民主党保守派の怒りを買ってその職を追われ、南北戦争後には、南北戦争後のアメリカ社会の物質主義的風潮を鋭く批判した。日本では夏目漱石によって紹介され、有島武郎らに影響を与えた。