スコット(1771-1832)
歴史に題材をとる物語詩・小説を著したイギリスロマン主義を代表する作家。代表作は『湖上の美人』『アイヴァンホー』。特に『アイヴァンホー』は獅子王リチャード1世やその王位を狙う悪者の弟ジョン、森の義人ロビンフッドなどが入り乱れ、恋あり、冒険あり、活劇ありの騎士物語の傑作。映画化・テレビ化も何度もされているが、特に『ロミオとジュリエッ卜』のオリビア=ハッセー(「シクラメンのかほり」の布施明と何故か結婚したことがある)が主人公に悲恋するユダヤ娘を演じたTV版がとてもとてもよかった。