02年8月6日 ガンダム
いわゆるファースト・ガンダムが映画化され、公開されたのが高校3年生の頃。そのころすれっからしのSFファンを自認していたわたくしは、当時巻き起こったガンダム・ブームに対して、SFの「本当」は、ポーランドの作家レムの『ソラリス』にあるんだ、巨大ロボットアニメなんてSFじゃない、などと背伸びしたことを言って距離を置こうとしつつ、その実、敵役のジオン公国のエース・パイロット「赤い彗星」のシャア、実はジオン公国を支配するザビ家を敵と狙うジオン公国の建国者ジオン・ダイクンの忘れ形見、キャスバル・ダイクン、という貴種流離
(説話類型の一。貴い家柄の英雄が本郷を離れて流浪し、苦難を動物や女性の助けなどで克服してゆく話。広辞苑)にいちころにやられてしまっていたんであった。偶然のなりゆきから連邦軍に身を置き、兄と敵味方に別れる妹セイラの、キャラクター・デザイン安彦良和が生み出した究極のお姫様ぶりにも、恥ずかしいぞー、と自覚しつついれあげていた。そういうわけで、安彦良和による『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』。はまりまくってます。第二巻は表紙も扉もシャアで、帯なんて「蘇る赤」。そこまでやるか。
02年8月5日 2002年度第二回西荻窪ツアー
日本史講師の竹内氏と英語講師の野原氏と共に、本年度2回目の西荻窪ツアー、例によって例のごとく話題は尽きず、午後1時から11時30分に至るまで10時間以上に渡ってしゃべりっぱなし。知的刺激を受け、リフレッシュしたところで、明日から夏期講習最後のタームである。
02年8月4日 痛い
日焼けの後遺症に苦しむ。
02年8月3日 地区親睦水泳会
今年は地区の育成担当町内会役員にあたっていることから、地区主催の行事には半ば参加を義務づけられている。本日は小学校のプールを1日借り切って、地区の子供たちの親睦水泳大会。二人の子供と参加。午前の部。10時から12時まで自由水泳。12時から1時まで焼きそばとフランクフルトの昼食を取ってから、すいかわり。1時から3時まで、再び自由水泳。午前と午後の自由水泳にフルに参加。の結果、再び猛烈な日焼け。前回の日焼けは、首から上と二の腕だけだったけど、今回は両肩から太ももが焼けた。いや、ほんとは焼けたんでなくて、赤く腫れ上がった。そういえば、肌を焼くときは日陰でゆっくり焼かないと、という話を昔聞いたことがあった。大学生の頃、清里の大学所有の保養施設で行われたゼミの原典講読合宿に参加して、その合間に組まれていた息抜きのプールで肌を焼いた時だ。高原の強烈な紫外線で、夜になって火膨れして熱を出して寝込んだ時に、そこにいた誰かが言ってたのだ。日焼けの痛みに苦しみながら、20年近く前のそのことを思い出した。記憶の回復は、常に事態に遅れてやって来る。わたくしの場合。
02年8月2日 指輪物語
第二部「二つの塔」の5・6巻を近所の書店で発見。大きな書店では逆に売り切れでなかったりするので、すごく得した気分。一気に読了。
02年8月1日 夏休み2
次の講習が8月6日から。夏休みの最初の10日間、何もしてやらなかったので、埋め合わせとしてこの間、長男の夏休みにつきあう日々。ほぼ30年ぶりにプラモデルを作る。30年、である。