デューラー(1471-1528)
『
四聖徒
』で有名な
ドイツ
の宗教画家。明るいイタリアの画風に対して良く言えば重厚な、悪く言えば暗く沈んだ画風が特徴である。ドイツ人でドイツで活躍した美術家で、万人が優れているとみとめる人物は少なく、彼一人が飛び抜けて有名。ドイツにはろくな画家がいないから、ドイツ人はただ一人イタリアなどに対抗できる彼を、むやみにほめ上げて有名にしたのだ、などという話もある。