ドゥンス=スコトゥス(1266-1308)
トマス=アクィナス以後、実在論を主張したイギリス人。パリ大学で教えていた時、教皇ボニファティウス8世と仏王フィリップ4世の争いに際してボニファティウス8世を支持し、パリから追放されている。彼の学説はそれまで絶対的権威とされていたアリストテレスとトマス=アクィナスを批判するものであり、実証的な学問への道を開いた。
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