04年5月30日 暑くて食欲がない時には
東京がやたら暑かった日。なので、晩飯は豚の冷シャブと決める。例によってグーグルで「豚 しゃぶ、冷」と打ち込んでレシピを何通りか検討。個人的にはに惹かれるものがあったが、これは即座に却下され、いつものポン酢醤油のドレッシングとなった。
いやー、カレー風味、いいと思ったんだけどなあ。ウスターソースを使うところなんか、いかにもB級っぽくて。
このページ、よく見ると、だんじりと清原で有名な大阪府岸和田市のJAのサイトでした。
なるほど。
いつか作ろう。隙を見て。
04年5月29日 会議、会議
午後より、後期テキストの検討会議。
帰宅後、今度は次男の行っている学童保育の夏休みキャンプの打ち合わせ会議。どちらも和やかに進行したし、全然嫌ではないのだけれど、休日の土曜日に会議2本は、やっぱりなんだかなあ。
しかも、どちらも次の会議が6月26日の土曜日と、またまた同日程で決まってしまうにいたっては。
04年5月28日 イラクでまた
日本人ジャーナリストが襲撃され、死亡かのニュースが。痛ましい出来事ではあるが、覚悟の死でもあったろう。なのにまた、外務省や政権内からの発言として、「撤退勧告を出していたのに」とか、「自己責任」とかという言葉が伝えられる。責任逃れの見苦しい逃げ、というばかりではなく、死者に対する冒でもあると感じたのは、わたくしだけだろうか。
なぜ、イラクで日本人が襲撃されるなどということが、起こってしまったのか。オイルショック以来の親アラブ政策もあって、イラク戦争前にはありえなかった反日感情が、なぜイスラム世界の一部に醸成されているのか。
もちろんそれは、ブッシュ政権を全面支持した小泉政権の責任である。ブッシュ政権は、国際社会の支持を受けている証拠として、ことあるごとに日本の名を出した。ブッシュが、日本は我々を支持していると誇示するたびに、イスラム世界の反日感情が増大していったであろうことは、想像に難くない。そしてそのたびに、イスラムのテロリストが日本を標的にする危険性が増していったであろうことも。
ブッシュ政権は、対イラク戦争によって、世界はテロに対して安全になると言った。小泉政権もそれを支持した。
結果はどうか。
イラク戦争前にはありえなかった、テロの脅威に、われわれはますます怯えるようになっているではないか。
これを、話が違うと、言わないか。
04年5月26日 今回はそれでも未然に防げたということで
ニューヨーク・タイムズが、異例の謝罪記事を掲載したことが、ウェブ上の日本の新聞各紙で紹介されている。ブッシュ政権同様、亡命イラク人のチャラビがもたらした、大量破壊兵器のガセネタに乗っかった記事を載せたことの反省がその内容。アメリカのネオコンに食い込んで、一時はイラク大統領間違いなしといわれたチャラビに関しては、イラク戦争前からそのいかがわしさが指摘されていただけに、ブッシュ政権も、ニューヨーク・タイムズも、いまさら遅いよという気がどうしてもするが、それでもかの人物を政権の座につけなかっただけでも今回はましか。
なにしろアメリカには、戦後だけでも、アメリカに亡命していたいかがわしい政治家を政権の座に就けて独裁化をまねき、その後始末にさんざん苦労するという経験が、韓国の初代大統領李承晩にベトナム共和国のゴ・ジン・ジエムと2例も。
04年5月25日 カイロプラティック
カイロプラティックに行って、背中のゆがみを矯正してもらう。だいぶ良くなっているので、後は3カ月後くらいに、もし問題だったら来てくださいとにこやかに言われ、えーっ、もういいのかとちょっと感動。いや、どことは言わないが、長引かせて金をとろうという根性丸見えのところをさんざん経験してきていたので。
実際、あれほど悩まされていた腰痛が、かなり軽減している。全快はありえない持病ではあるが、一筋の光明が。
の原稿が届いたので、編集作業。のを題材に、本格推理小説論を論理遊び的に展開してみましたという評論。と、わたくしがまとめていいのかどうか。数日中にはUPします。
04年04年5月24日 休み
河合塾は調整日で休み。が、息子たちも運動会の振り替え休日で休みだったりする。
で、かみさんは午前中仕事。次男は中耳炎の診療に耳鼻科の医院に行かねばならず、近頃とみに視力が落ちて、メガネ君になることが決定した長男は、視力測定のために視科医院に行かねばならない。そこから導かれる結論のしからしむるところで、午前は、息子たちに病院を連れ回されてつぶれる。午後は、鼻水の自然落下現象を伴うまでに悪化した花粉症に加えてここ数日の過労が祟ったのか、頭痛がひどく寝て過ごす。
せめて映画の一本でも、世界史関係では「パッション」とか「トロイ」とか、それはともかく「アップル・シード」だけは見逃せないとか考えていたのだけど、例によって例のごとく、考えていただけで終わりそうである。
映画といえば、マイケル・ムーアの「華氏9/11」がカンヌのグランプリを受賞。タイトルはもちろん、政府の思想統制によって書物の存在が許されない世界を寓話的に描いた、の『』にちなんでいる。フランソワ・トリュフォーによってもされてます。
04年04年5月23日 運動会
今日は息子たちの小学校の運動会であった。ふたりそろって徒競走ビリ。。。
え〜っ。なんで。そりゃ、絶対に一番になることはないけど、ビリってこともないだろうと思っていたのでちょっとショック。
後で聞いてみると、速いものは速いものどうし、遅いものは遅いものどうし、息子たちのようにどちらでもないものはどちらでもないものどうしというように、あらかじめ班別がしてあって、同じ組で極端な差がつかないように配慮していたのだとのこと。
なんだか釈然としないが、転校前の長男の小学校もそうだったような、徒競走に順番をつけないという近年流行りのやり方よりは、まだましかもとしばし愚考。
あれは結局、「みんなが同じ」ことを強いて個性を抹殺し、同調圧力を強化していじめを誘発するばかりでなく、悪しき日本型共同体の再生産の場となっている現在の「学校」のあり方の問題の象徴であるわけだしと。
しかし、この件では、そんな大きな問題よりも、もっと個人的で切実で重要な問題があるのだ。
同じくらいのレベルのものどうしの競争だと、最後にものを言うのは精神力のはず。
ということは、息子たちは二人とも、勝つことへの意欲というか、がむしゃらさというか、使いたくない言葉だけど、こ、こ、根性というものがが欠如しているうえに、本番に弱く実力が出せないタイプ、ということになるんではなかろうかと。
それはそのまんま父親からの遺伝だからしょうがないと言えばしょうがないんだけど、何もそんなところが似なくても。
大問題。
04年04年5月22日 各方面にお詫び
金曜日の夜、立川校から帰宅してのち睡眠時間を3時間ほどに切り詰めて作業も原稿終わらず。土曜日の今日も結局一日中作業。結果、家族全員が巻き添えで、うだうだと一日中うちの中で過ごすことになった。
尊い犠牲を払いつつ(自業自得だが)、〆切を2日ほど踏み破りつつ、ようやく原稿UP。
04年04年5月20日 やばい×3
やっと一本だけ上がる。
04年5月19日 こういう時に限っての法則
こういう時に限っての法則が発動し、次男が中耳炎に。原稿に追われて睡眠時間を切り詰めている状況で、痛みで眠れない次男に添い寝していると、いつの間にか夢の中に入っていて、あ、これは夢だ、やばい、寝てる、と思った瞬間に我に帰るも、また、いつの間にか夢の中へ。
例えば、高校生の時の授業中、寝てはだめだと思いつつ睡魔にとりつかれた時に、夢と現つをよく出入りしていたなと思い出すと、なんだ、俺の授業中に船を漕いでいる生徒も、こういう体験をしているのかと連想は飛ぶ。
そういうわけで、すみません、今日も原稿は終わりませんでした。
04年04年5月18日 やばい×2
今週金曜日が後期テキストの原稿〆切日。2本同時。わたくしの担当である息子たちの空手教室へのつきそいも、妻におしつけて、ひたすらパソコンの前で仕事。が、皮算用では、今日までに1本仕上げるハズだったのに全然終わらん。。。
ちょっと非常事態かも。
04年04年5月17日 iPod なしの生活なんて
というサイトを発見。今やiPodなしの生活など考えられないくらい、わたくしの日常生活に入り込んでいるiPodであるが、このサイトでは、iPodに関する情報のみならず、さらに活用するためのソフトウェアのリンク集などが充実。ここで紹介されているというサイトのiPodで文章を読むためのというソフトは、わたくしも愛用しております。これを使うと、ので紹介している、アメリカ史上の重要演説を集めたというサイトから、世界史の入試にも出てくるトルーマン・ドクトリンや、キューバ危機の際のケネディの演説など、音声とテキストの両方をiPodにダウンロードするなんて芸当が出来る。
おすすめ。
04年04年5月15日 皮算用は外れまくり
今日は、かみさんが仕事関係で一日いない日。といっても、息子たちもだいぶ手がかからなくなってきて、それぞれ午後1時から友達と遊ぶ約束をしているので、昼食と夕食を作って風呂に入れるだけである。楽勝。そろそろテキストの〆切もやばくなってきたことだし、息子たちが遊びに出掛けて空いた午後には、溜まっている仕事も片づけて、と皮算用をしつつ、昼食は近くので格安で購入したマグロの切り身で鉄火丼の超簡単料理ですませて余力を残しつつ午後に向かう。
んが、友人宅で3人で宿題をすると言っていた長男が、場所を提供するはずだったともだちから急にダメになった、参加できないという電話を受けたと思ったら、残る一人にそういうことだから、うちにおいでよと電話してる。さらに元気よく出て行った次男が1時間もしないうちに元気よく帰ってきたと思ったら、3人もおまけにくっついてきた。
狭い我が家はたちまち6人の小学生の渦巻きに席捲され、私の仕事部屋も容赦なく侵略され、とても仕事どころではない。家の中の遊びに飽きた子供たちが、かたまりになって出て行った後、ちらかった居間を片づけて時計を見たら3時30分。
花粉症による体調不良もあり、なんかすごく疲れたので、ほんの少しのつもりで横になったら爆睡してしまい、起きると5時過ぎ。
そのまま、夕食の準備開始。
仕事は結局何一つできませんでした。
04年04年5月12日 読書
『戦争と現代2 20世紀の戦争とは何であったか』(大月書店、2004年)読了。木畑洋一編。第一章、伊藤定良の「近代国民国家と戦争」が、国民国家がそもそも戦争と密接に結びついて成立していることを論証して読ませる。
04年04年5月11日 カイロプラティックに行ってきました
腰痛だ腰痛だとこぼすくせに抜本的対策をとろうとしない夫に業を煮やした妻が、友人複数がその効果を絶賛したカイロプラティックの予約をとった上に、自ら車を運転して夫をくだんのカイロプラティック治療院に連れだし・・・というのが、本日のわたしんちの出来事。
普段から必要最小限のこともなかなかやろうとせず、特に花粉症期には何をする気力も失ってしまうわたくしに対しては、すごく正しい処置であろう。
実際、やたら怪しい雰囲気の治療院だったですが、嘘みたいに効果があって、昨日までの肩凝りと背中の痛みと腰痛が消えてしまった。
ここでも、行動しないと何も始まらないという鉄則がいきていると実感。
でも花粉症がね。
これ以上、悪くならないだろうと思うと、翌日もっと悪くなってるという状態がここ数日。
04年04年5月9日 花粉症にアルコールは
日曜日の本日は長男のバスケットクラブの親睦会でバーベキュー大会。終わる頃には本格的な雨になって、会場から自転車で自宅に帰りついた時にはずぶ濡れになっていたことと、ずっと炭火の番をして団扇を使いっぱなしだったことを除けば、まずまずのイベントではあった。
んが、夕方から後遺症がじわじわと。激化中の花粉症とアルコールのとりあわせがどうも良くないようで、午前中に缶ビールを2本飲んだだけなのに、軽度の二日酔いの症状が出た上、ずっと同じ姿勢でいたことに起因すると考えられる全身の筋肉痛に襲われ、さらに、筋肉痛の一部を構成する肩凝りと二日酔いとの相乗効果で、頭痛がぐわんぐわん。
花粉症が治まるまでは、アルコールは少量でも控えた方がよいらしい。
なんか、すごくせつない。
04年04年5月8日 とっても天気は良かったけれど
引き続き花粉症最悪。外にでる気力なし。購入したまま積ん読であった書籍の山に少しだけ手をつける。
04年5月7日 ずれている
わたくしの最大のアレルゲンであるカモガヤの種子の飛来が、どうやら本格化したらしい。花粉症最悪。突然のクシャミ、とまらない鼻水、かゆみとともに腫れっぱなしの目。のどの粘膜もやられて悪寒までする。杉花粉のシーズンが終わり、今年の花粉症は軽くてよかったですね、と笑顔で語り合う皆さん。
これからの一ヶ月が地獄の少数派も、世の中にはいるということを、どうかよろしく。
04年5月6日 タイトルはブラッドベリの名作に由来
ブッシュ一族とビンラディン一族が、とってもお友達であったことを暴いたマイケル・ムーアの次の映画が、配給元のミラマックスの親会社のディズニーによってアメリカでの配給停止に追い込まれたそうな。ミラマックスとディズニー間の確執も、どうやら背景にあるらしいが、11月の大統領選でブッシュが再選ということになると、アメリカは一体どうなってしまうのか。
日本がここまでアメリカと一蓮托生になってしまっている現在、これはちょっと他人事ではないな。
04年5月4日 〆切3日前に原稿を出すのは、何年ぶりだろう
午前中でお姑さん帰郷。妻が東京駅までお見送り。この間、何のおもてなしも出来なかったどころか、息子たちの相手を任せっきりで、迷惑のかけっぱなしである。有り難し。
息子たちも朝から、くらやみ祭りの子供御輿のため友人たちとお出かけ。
自宅で一人留守番となった私はというと、仕事である。最も早い〆切は7日であるが、この時を逃せば、原稿のためのまとまった時間はもはやない。
実はけっこう追い詰められていたことに気がついて集中力が上がり、7日の〆切分を何とかやっつけることができた。
自分でもちょっと感動。
ただし、経験が教えるところでは、こういう時は、後からとんでもない失敗をやらかしていたことが発覚しがちなので、ほんとのところは、戦々恐々。
04年5月3日 くらやみ祭り
府中市の、5月3日から5日(正確には6日の早朝まで)は、の一大イベントである。ゴールデンウイークに関係ない仕事をしている当方としては、大変有り難い。地元が祭り一色なので、イベントをどうしようと悩む必要がないのだ。
特に4年生になった長男は、転校して1年半たって地元の友人たちにすっかり馴染んだこともあり、子供たち同士で約束して祭りを見に行ってくれるので、親としてはすごく楽。
問題は、小学校にあがったばかりの次男なのだけど、こちらは母と祖母につれられて、やはりこの期間に多摩市で開催中のガーデンシティ多摩のフリーマーケットにお出かけ。
本日もいつも通りの月曜日で、一日家にいなかった父親としては、祭り様々である。
自分が全く祭りに参加できないのは、ちょっと哀しいが。
04年5月1日 ゴールデンウイークは
夕方、お姑さんが来京。家族揃って東京駅まで迎えに行く。息子たちの目的は、東京駅八重洲口のポケモンショップと、この期間限定で東京駅地下名店街のイベントショップでやっている「ナルト」展。どちらも大変な人だかりだったが、閉店間際の夕方の時間だったのが効を奏して、それぞれ30分ほど並んだだけで入店できた。
息子たちの5連休中、家族でおでかけの予定は、実はこれだけである。
だってしょうがないでしょう。
父にはゴールデンウイーク関係ないし、関係ないどころかいつにもまして忙しかったりするし。 そういうわけで、お姑さんの来京は、息子たちの相手をしてもらえるということで、大歓迎だったりするのだ。
そうゆう頼り方をするのは、人として間違っとるのではと思いつつ。