ショーペンハウエル (1788-1860)

インド哲学の影響を受け、『意思と表象としての世界』を著して“世界の本質は盲目的な生への意思である”とし、厭世哲学を展開。しかし彼は厭世哲学の帰結として自殺を称賛しながら、自身の生活はカン卜にならった規則正しいもので、昼と夜を街のレストランでとり、冷水摩擦をかかさず繰り返して72歳まで長命した。