バビロン
南北メソポタミアを結ぶユーフラテス河の要衝都市。メソポタミア地方は、バビロン以南をバビロニア、バビロン以北をアッシリアと称する。古バビロニア、新バビロニア(カルデア)の首都として繁栄し、新バビロニアのネブカドネザル2世によってバビロン捕囚も行われた。旧約聖書にあるバベルの塔(メソポタミア地方の聖塔ジッグラトがモデルになっている)のバベルの語源でもある。アレクサンドロス大王もこの都市を都としたが、セレウコス朝シリアが近郊にセレウキアを建設すると衰退した。
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